2015年04月17日

四國五郎 追悼・回顧展

今週は、いろんな予定が入っていて、忙しかったけれど充実した日が続きました。
期間が短いようでしたので、何とか時間を作って見に行こうと思っていた展覧会です。
画家の四國五郎さんの追悼・回顧展が、旧・日本銀行広島支店で開催中です。

003.JPG

この建物、何度か行きましたが、好きな建物の一つです。
こういうギャラリーとしての使い方もいいですね。

014.JPG

呼びかけ人と大勢の方の賛同で叶ったという、みなさんの強い思いが詰まった絵画展でした。

013.JPG

絵本の読み聞かせでも選んだことのある『おこりじぞう』の絵を描かれたのが四國五郎さんです。
その原画も展示されていると聞いたので、それが見たくて行ったのですが、明確なテーマに貫かれた力強い絵画の数々に圧倒されました。

展覧会のタイトルにあるように「優しい目線・静かな怒り」・・・反戦と人間愛が、シベリア抑留時の絵や母子像の中に込められています。
誰が見ても、ストレートにメッセージが伝わる作中の人物の目力は、現代に生きている私たちに厳しく向けられているように見えました。

絵本『おこりじぞう』は、読み聞かせ(黙読でも)すると、胸が詰まるお話です。
あの「おじぞうさん」がカッと目を見開いた表情は、一度見たときから忘れられません。
あれは作者の気持ちそのまま、焼けた赤い布とともに怒りが一気に噴き出したものだと思います。
まだ幼い女の子が、儚く命を落していく場面・・・そして、灰になって崩れていくお地蔵様・・・。

今年は戦後70年ということで、様々な報道や取り組みがなされていますが、一貫しているのは、戦争体験者のみなさんが、戦争の惨さと二度と起こしてはならないという思いで、戦争を知らない私たちはその言葉の重みと体験を、それぞれの胸に受け止めていかなければと。

20日までの開催です。
ぜひ多くの方に直に見ていただきたいと思いました。

広島ブログ
posted by maco at 19:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
広島ブログ
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。